生活保護受給者は任意整理できる?

生活保護受給者は任意整理できる?できない?

今年になって生活保護を受ける世帯は最多を更新し年々増加している一方のようです。その制度は『健康的で文化的な最低限の生活』を国が保障する権利となっています。家族や個人での最低限の生活が出来るようにしその自立を助ける制度となっています。

 

その中でも借金整理してから状況が苦しくその制度を利用する人も増えているようです。しかしその家計もギリギリでのやりくりでまた債務を背負う事になってしまうケースも珍しくはないようです。ここでは生活保護受給者が債務整理をして返済していくために任意整理ができるかどうか検証してみました。

 

生活保護の基準

 

①生活費の受給はその家族の世帯数や個人によって計算されます。保護を受ける人の収入と生きて行く中で最低限必要なお金を照らし合わせて決定されます。
②一人個人の場合ですと10万前後の収入ですと受給資格があるとみなされます。
③土地や財産がある場合は認められません。
④借金がある人は受給する事は出来ません。

 

任意整理で解決出来る?

 

生活保護を受ける基準のなかで借金がある人は資格がないと述べましたが受給したお金で債務を支払う事はもちろん出来ません。その支給での返済が分かれば生活保護の資格がなくなる場合もあります。任意整理の際には借りたお金がゼロとなるわけではないので計画にそって返さなくてはいけません。

 

よって生活保護受給者は任意整理を行うことは不可能となります。働いて少しの収入がある時でも受給している以上無理となります。

 

任意整理以外での解決では?

 

特定調停も個人再生でもどのみち計画的に返済する事となりますのでこの方法では解決出来ません。最後の手段として自己破産が挙げられます。借金を無くす事によってそのまま保護を受ける事が出来ます。しかし以前にも同じように破産している場合には10年間は免責されることはありませんのでそこがポイントとなります。

 

自己破産を決断したのなら一人でするのではなく専門の人に相談してから始めましょう。手続きには費用もかかりますが生活保護受給者といえば法テラスのようなお金がない人でも利用できる所もありますので心配しないでも大丈夫です。以前にも破産を経験した方は役所などに相談する事をおすすめします。何か解決となる方法を見つけることができるかもしれません。自己破産とは?入門編で詳細内容については説明しています。

 

生活保護受給者と借金の問題は切っても切れない関係となっているようです。制度を利用している場合クレジットの審査が通らないケースもありますが緩い所もありますので融資を受けることができます。
そうなると支給された金額では足りずに一時しのぎのために借りては返すといったことを繰り返す日々を送る人も多いようです。

 

生活受給を受ける人で収入があるのに不正にお金を貰っているという事が増えていると以前に問題になったこともありました。しかし本当に必要な人も現実には多くやっとの思いで生活を維持している家庭も少なくありません。ですのでこれからも受給者が増えていく社会となれば自己破産をする人も増えていくのではないでしょうか。